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今回はもう少し具体的に「レビュー記事の書き方」について考えてみたいと思いますが、その前にひとつ。
「レビューとはこう書くもの」
そんなルールも決まりごとも、「これが優れたレビュー」なんて基準もないんです。
レビューの書き方は人それぞれ。
ブログ全体に言えることですが、目指すべきは「自分らしい」レビュースタイルを見つけていくことです。
なので、今回ここで「レビュー記事作成のポイント」と紹介していることも、たくさんある中のごく一例に過ぎません。
「ふむふむ、こういう書き方もあるんだな」と、参考程度にしてもらえると幸いです。

普通の人って、そんなにいつまでもいろいろなことを記憶しておけないものです。
例えば、あなたが先月食べた、一番おいしかったお料理って何ですか?
仮にそれを思い出せたとして、そのお料理の味や、その時にどう感じたかなど説明することができますか?ブログに書こうとして、文章がすらすらでてきますか?
結構難しいものです。
だからレビューは鮮度が肝心。商品との初対面の時には、実にたくさんのことを感じたり考えたりします。
時間をおかず、頭の中に多くの情報がまだホットな状態で残っているうちに記事を書くことが大切です。
そうすれば、「これはいい!」と感動した部分も、「うーん・・・」と不満に感じた部分も、読み手にダイレクトに伝わるはずです。単に情報量の問題ではなく、記憶の鮮度が高い状態で書いた記事には、書き手の思いも臨場感たっぷりに乗っかってくるからです。
ある商品を買って使って、ブログで紹介したいと思ったら、
「その日のうちに記事を書いてしまう」
「その週のうちに記事を書いてしまう」
を習慣にしていきましょう。
ブログに限ったことではありません。
友人との会話でも、会議での発表でも、要点が不明確な話が切れ目なくだらだらと続くと、聞いているほうはだんだんつらくなってしまうものです。
レビューを書き慣れていないと、思いついたことからどんどん書いていってしまうため、話がいったり来たりして、とりとめない印象を受けてしまうこともあります。
もちろん、切れ目もまとまりもない「怒涛の情熱レビュー」というスタイルもありではありますが、最初は、多くの人が「読みやすい」と感じてくれるようなレビューを目指したほうが無難です。
記事をイキナリ書いてゆくのではなく、まず箇条書きで要点だけ書き出してみてもいいでしょう。
商品や記事の長さにもよりますが、あまり長くしないなら3~4点、長編なら5~6点ほどあってもいいでしょう。
その後、記事を書き始めるのです。
◎WADA-blog(わだぶろぐ):凄い毛抜きに出会った話(1) REGINEツイザー
長編のレビューですが、ざっくりとした構成はこのようになっています。
こんな風に、記事内で小見出しをつけてみてもいいでしょう。
とても読みやすく、まとまりのあるレビューになります。
「百聞は一見にしかず」
文章でどれだけ上手に表現できたとしても、やはり写真などビジュアルに訴えるコンテンツにはかないません。
文章ライティングのプロならともかく、素人の自分達には「テキストだけで表現し、読み手に伝える」のは非常に難しいことなのです。
そこで、写真の登場です。
レビューを読んで、購入検討の参考にしたいと思っている人には、実際に使っている人の写真を見たいというニーズも強くあります。実際の大きさ、質感、家の中に置いてみた時の感じ・・・どれも貴重な情報になるはず。
「写真はあまり上手じゃなくて・・・」
という方もいるかと思いますが、プロのカメラマンが撮るような格好いい写真は求められていません。
ショップサイトに掲載されているようなイメージ写真もきっと必要ではないと思います。
むしろ、実際に使っている、臨場感ある写真のほうが「見たい!」と思ってもらえるのではないでしょうか。
例えば、ある商品写真を見て想像してみてください。
大きさってどのくらい?
手回しする部分って、どんな感じ?
質感ってどう?
これらオンラインショップの写真だけでは、ちょっと伝わってこないかもしれません。
実際に使っている人であれば、こんな写真を掲載することができます。

大きさがわかるよう、自分の手を添えています。
手に持って使うものであれば、この方法が一番わかりやすいかもしれません。
ライターやジュースの缶など、大きさが想像しやすいものと一緒に並べてみるのもひとつの方法です。
この商品は携帯充電機能がついているので、携帯を添えています。

商品写真と言うと、ついこうした全体像だけを撮影して終わりにしてしまう人もいます。
でも、これだけだとちょっと物足りないですよね。
店頭で実際の商品を手にとって購入検討している自分自身を想像してみてください。
まずは全体像をざっと見て、次に、いろいろなパーツを細かく見ていきますよね、きっと。
そんな時の目線を想像しながら、デジタルカメラの接写(マクロ)機能も使って写真を撮ってみてください。

慣れてきたら、「どんなレビュー記事を書くか」頭の中でざっくり文章案を考えながら、それに必要な写真を撮っておくようしましょう。そうすると、撮った写真を見直しながら、自然と何を書こうとしていたのか思い出すことができます。
例えば上の写真は「先端部分が平らになっていること」「斜めに細いヘアライン加工のような模様があったこと」を書こうと思って撮影しておいたものです。写真を見れば、忘れていた第一印象も復活してくるものです。
せっかく書くなら、読んだ人が「参考になった」と満足し喜んでくれる記事を目指したいですよね。
商品についての印象・感想・評価などを書くのと同時に、一歩踏み込んで、
「これって、一人暮らしの人がこんなシチュエーションでこう使ったら便利かも」
「親の結婚記念日に、こんな言葉添えて送ったら感動されるはず!」
など、使い方提案を最後につけてみてもいいでしょう。
それが共感してもらえる提案であれば、いろいろコメントももらえるかもしれませんし、他のいろいろな用途アイディアが寄せられるかもしれません。
レビューに慣れてきたら、あなたならではの「使い方提案」をしてみる挑戦もぜひ。
もしかしたら、その商品を開発製造・販売している企業のマーケティング担当者が見てくれるかもしれません!
レビューを書く上で大切なのは「率直な感想」を書いてゆくということです。
基本だとわかっていても、つい忘れがちなことでもあります。
私自身、たくさんのレビューを書いています。
その商品をただよく見せようとして、実際とは違うことを書いたり、過剰に絶賛するような記事を書いてはいけないと理解しているつもりです。読み手が求めているのは、ユーザの“本音”“率直な感想”なのですから。
ところが不思議なもので、慣れてくると、いつの間にか感覚が麻痺してきたりします。
悪い点をあえて書かず、いい点だけを並べてみたり、自分がレビューしている商品の実態以上に魅力部分をクローズアップしてしまったり・・・。
誰もが、簡単に不特定多数の人に向けて情報発信できる時代。
ひとたびインターネットを通じて発信した情報は、見知らぬ誰かに読まれ、そして影響を与えます。
たかがブログ・・・と思わず、
情報発信者としての責任を自覚してゆくことも大切です。