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11月07日 この秋読んでおきたいベストセラーをチェック!
最近は30代以降でも本を読まない人が増えているとか。けれど、読書の秋、せっかくだから話題の本くらいは読んでおきたいもの。そこで今回は最近のベストセラーの中から、おすすめの6冊をご紹介します。
9月の出版から約1ヶ月で60万部以上の売上げを記録した『ホ-ムレス中学生』は、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕が綴った貧乏青春自叙伝。軽いノリかと思いきや、思わず涙、同時になごやかな気持ちになれる一冊です。「ダンボールを水にひたして食べた」など、ネタとしても有名な貧乏生活の記述もさることながら、家族や周囲の人とのエピソードが「泣ける」と話題に。特に母親への思い、教師とのやりとりは、背伸びしない丁寧な文体とあいまって心に響きます。
また、発売から1年が過ぎた今も話題の『女性の品格』。現代において品格ある女性とはどうあるべきか…と聞くと難しそうですが、語りかけるような文章で、「恋はすぐに打ち明けない」「勝負服を持つ」といったテーマを説かれると、読んだだけで品格が備わったような気分になります。ビジネス面における項目も多く、男女を問わず参考にできる指南書になっています。
表紙を開くと横書きの文字。ひとつのセンテンスは短く、あちこちに「♪」などの記号――。この秋映画化された『恋空』は、若い世代を中心に人気のある「ケータイ小説」。縦書きの小説に慣れた目にはちょっと違和感がありますが、携帯メールを読んでいるような感覚と、実話を基にしたスピード感のある展開は、自然と読者を引き込みます。
映画公開と同時に話題となった『クローズド・ノート』も、原作はケータイ小説。ただしこちらの書籍版は縦書きで、一文の長さも普通の小説とほぼ同じ。ケータイ小説といってもさまざまなジャンルがあるので、空き時間に「ケータイで読書」してみて、文体の違いを楽しんでみるのもいいですね。
もう少し、言葉をかみ締めたい方には詩人の本がおすすめです。まずは、『老子』の現代語訳でも知られる詩人・加島祥造の『求めない』。 「求めない」ではじまる多くの言葉。じっくり、時間をとって向きあいたい詩集です。
また、詩人・谷川俊太郎による『谷川俊太郎質問箱』は、webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」連載の書籍化。読者からの質問に、予想外の方向から返ってくる回答の数々は、力の入りがちな毎日を解きほぐしてくれそうです。忙しくて本を読む暇が無い!という方も、「読書の秋」にちなんで、少しだけ活字に触れてみるのはいかがでしょうか。
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